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花粉症の基礎知識

治療を行っていても、原因となる花粉は空気中にたくさん含まれています。症状の悪化を防ぐためには、花粉をできるだけ避けるように日常生活で工夫することが大切です。

花粉情報に注意する。

花粉が付着しやすいので、表面がけばだった毛織物などのコートの使用は避ける。

飛散の多い時は、窓、戸を閉めておく。換気時の窓は小さく開け、短時間にとどめる。

掃除を励行する。特に窓際を念入りに掃除する。

飛散の多い時の外出を控える。
外出時にマスク、メガネを使う。

帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。
洗顔、うがいをし、鼻をかむ。

飛散の多い時のふとんや洗濯物の外干しは避ける。

ハウスダストやダニによるアレルギーには、掃除や寝具の洗濯によるアレルゲンの除去が大切です。

掃除機がけは、吸引部をゆっくりと動かし、1畳当たり30秒以上の時間をかけ、週に2回以上行う。

ベッドのマット、ふとん、枕にダニを通さないカバーをかける。

部屋の湿度を50%、室温を20~25℃に保つよう努力する。

シーツ、ふとんカバーは週に1回以上洗濯する。

布張りのソファー、カーペット、畳はできるだけやめる。

ふとんは週に2回以上干す。困難な時は室内干しやふとん乾燥機で、ふとんの湿気を減らす。週に1回以上、掃除機をかける。

フローリングなどのホコリのたちやすい場所は、拭き掃除の後に掃除機をかける。